【沖縄】エゴーマヨネーズとは?正体は「サラダドレッシング」と今の買い方を地元民が解説

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沖縄で「マヨネーズ」といえば、私が子どものころは瓶に入ったエゴー(EGGO)のことでした。ところが商品の名前をよく見ると、書いてあるのは「マヨネーズ」ではなくサラダドレッシング。お店から姿を消した時期もあって、「今どこで買えるの?」と探している方も多いようです。この記事では、エゴーマヨネーズの正体と今の状況、そしてわが家であの酸っぱさを作っている方法までまとめました。

先に答えです

1. 正体

じつは「マヨネーズ」ではなくサラダドレッシング。日本の決まりでは、マヨネーズと名乗れる原材料が決まっています

2. 今は買える?

お店から消えた時期がありました。通販も品切れの日があるので、見つけたら買いどきです

3. 代わりは

同じ会社が出したホリデーサラダドレッシング。わが家はマヨネーズ+まるこめ酢+砂糖で作ります

わが家の作り方だけ見る ▶ 今の販売の状況だけ見る

エゴーマヨネーズとは?沖縄では「マヨネーズといえばこれ」でした

エゴー(EGGO)は、瓶に入ったマヨネーズです。売っているお店の説明にも「甘くて酸味のきいた美味しさ」とあるとおり、甘みと酸味がはっきりしているのが特徴でした。

私が子どものころ、沖縄でマヨネーズといえば、この瓶のエゴーでした。家にあるのもこれ。サラダに使うのも、もちろんこれです。

kairi
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あとからチューブに入ったマヨネーズが本土から入ってきて、「お洒落だな〜」と子どもながらに思いました😅

家庭だけではありません。売っているお店の説明には「沖縄の食堂のマカロニサラダは、ほとんどこれが使われていた」と書かれているほどです。沖縄の食堂で出てくる、あのちょっと甘酸っぱいマカロニサラダ。あの味の正体がエゴーだった、ということですね。

kairi
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エゴーの味、懐かしいな〜。私と主人の中では、A&WやJEFのサラダが、エゴーで作ったような味に似ているなと思っています😋

エゴーの基本データ

商品名EGGO(エゴー)サラダドレッシング
内容量450g
原材料名食用植物油脂、卵、醸造酢、食塩、砂糖、レモン果汁、香辛料、酸化防止剤
賞味期限製造日より9か月
輸入元株式会社湧川商会(沖縄県浦添市)
扱い輸入食品/湧川商会のプライベートブランド
今の状況輸入元の通販ショップは品切れ(2026年9月に確認)

※輸入元である湧川商会の公式ショップに出ている商品情報をもとにしています(2026年9月に確認)。

いちばん意外なのは、エゴーが「マヨネーズ」ではないこと

沖縄ではずっと「エゴーマヨネーズ」と呼んできました。ところが商品の正式な名前は「EGGO サラダドレッシング」。マヨネーズとは書いていないのです。

じつは日本には、「マヨネーズ」と名乗ってよい条件が決められた規格があります。ドレッシングの日本農林規格(JAS)というもので、1975年に作られ、いまも改正されながら使われています。

「マヨネーズ」と名乗れる条件

卵黄または全卵を使っていること
使ってよい材料食用植物油脂/食酢・かんきつ類の果汁/卵黄・卵白/たん白加水分解物/食塩/砂糖類/蜂蜜/香辛料/調味料(アミノ酸等)/香辛料抽出物。これ以外は使えない
油の量食用植物油脂が全体の65パーセント以上
水分30パーセント以下

※出典:日本農林規格「ドレッシング」(JAS 0955、1975年制定・2024年改正/農林水産省)

もうひとつ、マヨネーズのすぐ隣に「サラダクリーミードレッシング」という分類もあります。こちらは卵黄とでん粉(または糊料)を使っていて、油の量が10パーセント以上50パーセント未満のもの。マヨネーズより油が少なめの仲間です。「ドレッシング」とひとことで言っても、中身によって細かく分かれているんですね。

ここでエゴーの原材料をもう一度見てみます。

エゴーの原材料

食用植物油脂、卵、醸造酢、食塩、砂糖、レモン果汁、香辛料、酸化防止剤

上の表の「使ってよい材料」に、酸化防止剤は入っていません。そのため日本では「マヨネーズ」と名乗れず、「サラダドレッシング」という名前になっているのだと思います(※これは決まりと原材料を見比べた私の読み方で、メーカーが理由を公表しているわけではありません)。

マヨネーズ 油・酢・卵・塩 砂糖・蜂蜜・香辛料 など決まった材料だけ 油が65パーセント以上 水分は30パーセント以下 この条件を全部満たすと マヨネーズと書ける エゴー 油・卵・醸造酢・塩 砂糖・レモン果汁・香辛料 + 酸化防止剤 決まった材料の外のものが 入っている だから名前は サラダドレッシング
名前の違いは、味ではなく「何が入っているか」で決まります
kairi
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沖縄の「まるこめ酢」も、分類でいうと合成酢です。よかったらそちらの記事もどうぞ🌺

まるこめ酢の話は、こちらの記事に書いています。【沖縄】まるこめ酢とは?合成酢の正体と沖縄の食文化を地元民が解説

どこで作られていたの?── 正直に言うと、確認できませんでした

エゴーを調べていて、いちばん分からなかったのがここです。ネット上では「アメリカのカリフォルニア製」と書いているページと、「カナダ製」と書いているページの両方があって、数字も出どころもバラバラでした。

輸入元である湧川商会の商品ページには、原材料と内容量は書かれていますが、製造国までは書かれていません。ですのでこの記事では「どこの国で作られていたか」は断定しないことにしました。分かったのは、次の2つです。

確かなこと海外から入ってきた輸入食品で、輸入元は沖縄の会社(湧川商会・浦添市)。同社のプライベートブランドとして売られていた
分からないこと製造していた国と工場。ネットの情報は割れています。ご存じの方がいたら教えてください

ちなみに湧川商会は、沖縄でおなじみの「ホリデーマーガリン」を出している会社でもあります(創業90年を超えています)。あとで出てくる代わりの商品も、この会社の商品です。

エゴーマヨネーズは今も買えるの?(2026年9月時点)

「販売中止になったの?」と検索する人が多いのは、お店から姿を消した時期があったからだと思います。

通販には、輸入元のショップに商品のページがあります。ただ、私が調べた日はエゴーが品切れでした。

調べたところ結果
輸入元の通販ショップ450gの2本・6本・12本のページがある。調べた日は品切れ
地元メディアの記事2022年春に「輸入停止になった」と書かれている
代わりの商品の買った人の声「エゴーが手に入らないので代わりに買っている」という声もある

※2026年9月に確認した時点の話です。入荷は時期で変わるので、探している方は輸入元のショップやお近くのスーパーをのぞいてみてください。

むかし マヨネーズといえば瓶のエゴー そのあと 本土のチューブ入りが入ってくる 2022年ごろ お店から消えた時期。代わりのホリデーが出る 代わりの商品か、わが家は自分で作る
沖縄の台所のマヨネーズは、こんなふうに移り変わってきました

代わりになるのは「ホリデーサラダドレッシング」

エゴーが入ってこなくなったあと、輸入元だった湧川商会が、味を似せて国内で作ったのが「ホリデーサラダドレッシング」です。「ホリデー」は沖縄の食卓でおなじみのマーガリンと同じブランドですね。

瓶ではなく、手で押し出せるボトル入り。沖縄限定の商品で、製造は千葉県の工場です。買った人の感想を読むと「エゴーと同じではないけれど、いちばん近い」という声が多く、マカロニサラダに使っている人が目立ちました

エゴーとホリデーの中身くらべ

 エゴーホリデー
入れもの押し出すボトル
450g320g
作っている所海外(輸入)千葉県成田市
卵黄
特徴のある材料レモン果汁・酸化防止剤水あめ・加工デンプン
名前サラダドレッシングサラダドレッシング
見つけやすさ時期によってある・なし通販で買いやすい

※どちらも湧川商会の商品ページに出ている情報から(2026年9月に確認)。ホリデーのほうも、名前はやはり「サラダドレッシング」です。

ホリデーサラダドレッシングのボトル

ホリデーサラダドレッシング

エゴーの輸入元だった会社が、味を似せて作った沖縄限定の商品。本土のスーパーではまず見かけないので、探している方は通販が早いです。

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「ホリデー」は沖縄の食卓でおなじみのブランドです

本土の方にはあまり知られていないかもしれませんが、ホリデーは沖縄では定番のブランドです。とくにマーガリンは、沖縄の家の冷蔵庫によく入っています。同じブランドで、こんな商品が並んでいます。

ホリデーマーガリン沖縄で生まれ育ったベストセラー。ブランドの顔
ホリデーファットスプレッドパンに塗るタイプ
ホリデーサラダドレッシングエゴーの代わりになった商品
ホリデーシークヮーサードレッシング沖縄らしい柑橘のドレッシング
ホリデーW1ステーキソースステーキ用のソース

※湧川商会の公式サイトに出ている商品から(2026年9月に確認)。

わが家は、マヨネーズにまるこめ酢と砂糖を足します

ここからが、わが家のやり方です。

エゴーの酸っぱさに慣れてしまったので、本土のマヨネーズだけだと、どうしても酸味が足りないのです。それで今は、普通のマヨネーズに、まるこめ酢と砂糖を足してポテトサラダやマカロニサラダを作っています。

1 いつものマヨネーズ を入れる 2 まるこめ酢を少し (強いので少しずつ) 3 砂糖を足して 味をみる
分量は決めていません。味をみながら足します
kairi
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まるこめ酢はむせるくらい酸味が強いので、入れすぎに注意です。ほんの少しで変わります😅

白い器に盛ったわが家のポテトサラダ。ベーコン入りで黒こしょうをふってある
わが家のポテトサラダ

味の決め手の「まるこめ酢」は、緑のキャップのお酢。沖縄のスーパーにはたいてい置いてあります。酸度が高いので、料理には少しずつ。まるこめ酢そのものについては、まるこめ酢の記事に詳しく書きました。

沖縄の台所に常備しているお酢4本。まるた酢・すし酢・りんご酢・シークヮーサー酢
わが家に常備しているお酢たち。いちばん左がまるた酢です
木戸食品のまるた酢のペットボトル

まるた酢(木戸食品)

わが家で使っているのがこれ。沖縄のスーパーなら並んでいますが、本土ではまず見かけません。酸味が強いので、まずは1本で十分だと思います。

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なぜ沖縄に、海外のマヨネーズが定着したの?

ここは私にもはっきりした答えがありません。ただ「米軍統治下があったせいだと思う」というのが、私の感覚です。

沖縄の食卓には、同じように海の向こうから来て、そのまま当たり前になったものがいくつもあります。ポークの缶詰がその代表ですね。マヨネーズだけが特別だったわけではないのだと思います。

※この段落は私の推測です。いつ・どういう経緯で沖縄に入ってきたのかを書いた資料は、今回見つけられませんでした。はっきりした記録をご存じの方がいたら、ぜひ教えてください。

沖縄のポークの缶詰の話は、沖縄のスパムの記事にまとめています。

よくある質問

Q. エゴーマヨネーズは販売中止になったのですか?

「販売中止」という発表は見つかりませんでした。2022年春ごろに輸入が止まり、お店から消えた時期があったのは確かです。

Q. どこで売っていますか?

通販は輸入元(湧川商会)のショップに商品ページがありますが、品切れの時期もあるので、在庫を確かめてからどうぞ。

Q. いちばん近い味の商品はどれですか?

ホリデーサラダドレッシングです。エゴーの輸入元だった会社が、味を似せて作ったものです。

Q. どうして「マヨネーズ」という名前ではないのですか?

日本には、マヨネーズと名乗れる原材料と油の量を決めた規格があります。エゴーの原材料には、その一覧に入っていない酸化防止剤が使われているためだと思われます。

Q. 本土のマヨネーズとどう違うのですか?

エゴーのほうが甘みと酸味がはっきりしています。エゴーで育つと、本土のマヨネーズは酸味が足りなく感じます。

Q. 家で似た味を作れますか?

わが家はマヨネーズ+まるこめ酢+砂糖です。分量は決めずに味をみながら足しています。お酢は強いので少しずつどうぞ。

Q. どんな料理に使うものでしたか?

ポテトサラダ・マカロニサラダ・卵サラダ・サンドイッチです。売っているお店の説明では「沖縄の食堂のマカロニサラダのほとんどに使われていた」とも紹介されています。

まとめ

正体マヨネーズではなくサラダドレッシング
理由日本の規格で決まった材料以外(酸化防止剤)が入っているため
お店から消えた時期があった。通販も品切れの日がある
代わりホリデーサラダドレッシング(同じ会社・沖縄限定)
わが家マヨネーズ+まるこめ酢+砂糖で作る
kairi
kairi

一時期、お店から姿を消していました。最近は自分で作ってしまうので、エゴーは使っていないんです🌺

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