台風が過ぎて、停電も戻った。
でも、ネットだけが戻らない。
沖縄で暮らしているわが家では、台風のあと、光回線が長いあいだ使えなくなったことがあります。
昨年は約1か月。今年は2回、それぞれ約2週間。
私は家で仕事をしているので、「ネットが戻るまで待つ」というわけにはいきません。
そこで今は、光回線が止まったときのために、povo(ポヴォ)と非常用のルーターを用意しています。
この記事では、実際に長くネットが使えなかった経験から、わが家がどうやって在宅仕事のネットをつないでいるのかを書きます。
先に結論
光回線が止まっても、わが家では携帯電話の電波は使えました。
そこで、povoのSIM → 非常用のルーター → パソコンはできるだけ有線(LANケーブル)という形で仕事をしています。
povoはふだんから副回線として持っているもの。ネットが止まったときだけ、必要な「データ使い放題」のトッピングを買います。
先に結論|光回線が止まったら「携帯の回線」を非常用ネットに
光回線が止まっても、わが家では携帯電話の電波は使えました。

そこで、povoのSIM → 非常用のルーター → パソコンはできるだけ有線(LANケーブル)でつなぐという形で仕事をしています。
povoは、ふだんから副回線として持っているもの。
ネットが止まったときだけ、必要な「データ使い放題」のトッピングを買います。
台風のあと、光回線が2週間〜1か月使えなかった理由
わが家では、昨年と今年で原因が違いました。
昨年:自宅への引き込み線が切れて、約1か月
- 台風で、自宅へ光回線を引き込む線が切れた
- 台風の被害が大きく、復旧の工事が混み合っていた
- 使えるようになるまで、約1か月
停電が戻っても、家への引き込み線が切れていると、どうしようもありません。
工事はお願いしていましたが、台風のあとで依頼が集中していて、使えるようになるまで約1か月。この期間は本当にこたえました。
この経験があったので、今年からは、光回線が止まったらすぐにpovoを使うことにしました。
トッピング代は自分で払うので、その分の負担はあります。それでも、家で仕事をしている以上、ここは仕方ないと思っています。
今年:地域側の光回線が切れて、約2週間を2回
- 自宅への引き込み線ではなく、地域側の光回線の線が切れた(わが家だけでなく、まわりにも関係する場所)
- 使えるようになるまで、約2週間
- 今年は、これが2回
台風の時期は、復旧の工事が集中します。
主な地域などから工事が進むので、わが家のあたりは戻るまで時間がかかることがあります。
ただし、台風が来るたびに必ず2週間止まるわけではありません。
どこが切れたか、被害の大きさ、工事の混み具合によって、止まる長さは変わります。
わが家の場合は、2週間〜1か月ほど使えなかった、ということです。
光回線が止まったら、まず早めに連絡を
これは、最近わが家が学んだことです。
光回線の工事は、受け付けた順番に進みます。連絡が遅くなるほど、直るのも遅くなってしまいます。
近くの家が先に頼んでいると、同じ地域なので、一緒に直してもらえて早くなることもありました。
わが家の場合、引き込み線の工事にお金はかかりませんでした。
「つながらないな」と思ったら、早めに回線の会社へ連絡してみてください。
光回線が止まっても、スマホの電波は使えた
わが家の場合は、光回線 ×/携帯の回線 ○でした。
家のWi-Fiは使えないのに、スマホの電波は生きている。
これが、非常用ネットを考えるきっかけになりました。
もちろん、災害によっては携帯の回線も使えなくなることがあります。
「台風ならスマホは大丈夫」とは言い切れません。
非常用の回線にpovoを選んでいる理由
私のメインの回線はahamo(アハモ)です。
海外旅行によく行くので、海外でも使いやすいahamoをメインにしています。
そして、副回線として持っているのがpovo。
povoはau回線です。
沖縄で実際に使っていて、au回線はつながりやすいと感じていることも、povoを持っている理由のひとつです。
また、povoは基本料0円。
必要なときにデータのトッピングを買い足せるので、非常用ネットにも使っています。
「ahamoでテザリングすればいいのでは?」と思うかもしれません。
ahamoはデータ量も多めです。
でも、わが家の地域は、昔からドコモの回線が入りづらいんです。
都会なら大丈夫だと思うのですが、わが家で非常用として使うなら、つながりやすいと感じているpovo(au回線)を選んでいます。
ちなみに、povoはガラケーでも使えました。
「使えるのかな?」と半信半疑でSIMを入れ替えてみたら、ちゃんと使えてびっくり。
わが家では、家族もガラケーでpovoを使っています。
テザリングではなく、非常用ルーターを使う理由
光回線が止まったときは、povoを入れたスマホからテザリング(スマホをWi-Fiの親機にすること)でつなぐ方法もあります。
短い時間なら、それでも大丈夫です。
でも私は、家でパソコンを使って仕事をしていて、通信量も多めです。
光回線が止まると、それが数週間続くこともあります。
そこで、長いあいだテザリングだけで仕事をするのではなく、非常用のルーターを使うことにしました。
ルーターは、新品の高い物ではありません。
中古で安く買った、au回線に対応したルーターです。
機種は「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」。ネットで速さなどをいろいろ調べて、この機種に決めました。

ふだんは通信の契約をして使っているわけではなく、災害のときのためにしまってあります。
光回線が止まったら、そこにpovoのSIMを入れ、必要な使い放題のトッピングを買って使います。
仕事のパソコンは、できるときはルーターと有線でつないでいます。
光回線が戻って、使い放題のコードが余ったときは、家にある別のモバイルルーター(前に楽天モバイルを契約したときのもの)にpovoを入れて、家族に使ってもらっています。
ただ、このルーターがしていることは、スマホのテザリングと同じです。
使っているのは携帯電話の回線なので、光回線よりはだいぶ遅くなります。
わが家がルーターを使っているのは、パソコンにつなぎたかったから。そのほうが、仕事では使いやすいんです。
テレビもWi-Fiにつなげられるので、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどを見ることもできます。
でも、ふつうは、わざわざルーターを買う必要はありません。スマホのテザリングで十分です。
ルーターを使いたい方は、自分に合ったものを選んで大丈夫です。
povoの使い放題はどれを選ぶ?料金を比較(2026年10月時点)
非常用に使えそうな「データ使い放題」は、今はこの4つです。

| 名前 | 料金(税込) | 使える長さ | 1日あたり | 買えるとき |
|---|---|---|---|---|
| データ使い放題(24時間) | 330円 | 24時間 | 330円 | いつでも |
| 週末データ使い放題(3日間) | 790円 | 3日間 | 約263円 | 毎週木曜10時〜月曜9時半 |
| 週末データ使い放題(3日間)4回分 | 2,370円 | 3日間×4回 | 約198円 | 期間限定(コードは期限までいつでも使える) |
| データ使い放題(7日間)12回分 | 9,834円 | 7日間×12回 | 約117円 | いつでも(コードは買った日から160日以内に使う) |
※povo公式サイトで確認(2026年10月1日)。混雑する時間や、たくさん使ったときは速度を制限することがある、と公式に書かれています。売る期間や内容は変わることがあります。
わが家が選んだのは「週末データ使い放題」
いろいろ計算して、わが家でいちばん安かったのが「週末データ使い放題(3日間)の4回分」でした。
週末データ使い放題は、月曜の朝9時半まで買えます。
私は月曜の朝に買って、平日の仕事に使っていました。土日は仕事がないので、わが家にはこれがちょうどよかったんです。
4回分は、届いたコードを期限までならいつでも使えます。
ただし、売っている期間が限られているので、買えるときかどうかは公式サイトで確かめてください。
こんなときは、これ
- 1〜2日で戻りそう → 24時間(330円)を必要な日だけ
- 平日の仕事に使いたい → 週末データ使い放題(月曜の朝9時半までに買う)
- 毎日たくさん使う・何度も止まる → 7日間12回分。1日あたりはいちばん安いけれど、最初に9,834円を払うので、160日以内に使い切れないと損になります
24時間と12回分はいつでも買えるので、先にまとめ買いしておく必要はありません。止まってから買えば間に合います。
非常用povoで忘れたくない「180日ルール」
povoは基本料0円ですが、有料のトッピングを180日間ひとつも買わないと、お知らせのあと、利用が止められることがあります(povo公式のよくある質問より)。
非常用だからこそ、半年以上ほうっておきがち。
台風の季節が終わって、次の夏まで忘れていると、180日を過ぎてしまいます。
くわしい条件は、povoの公式サイトで確かめてください。
スターリンクも考えている。でも今はpovoで足りている
空の上の衛星とつながるスターリンクは、地上の回線が切れても使えるインターネットです。
料金は、自宅用の「ホーム」で月7,100円(2026年10月、公式サイトで確認)。機器代は、地域によっては初期費用がかからない場合もあり、住所によって変わります。
スターリンクは、今も本気で考えています。
気になっているのは、料金が高いこと。
それから、まわりに使っている人があまりいないので、実際の速さがどうなのかも気になるところです。
わが家では、光回線が止まっても携帯の回線は使えました。
だから今は、必要なときだけpovoを使っています。
光回線が止まることがもっと増えたら、そのときはスターリンクを本気で考えるつもりです。
これからのスターリンクに期待しています。
あると助かる物
台風が来る前には、家にあるモバイルバッテリーを全部充電しておきます。
停電が重なると、スマホもルーターも充電できなくなるからです。
※ここから下の商品リンクは広告(PR)です。どれも、うちで使っている物ではありません。
参考:povoの公式サイトで使えると確認されているルーター(2026年10月1日時点)
| FS050W | FS040W | |
|---|---|---|
| 写真 | ![]() | ![]() |
| 通信 | 5G対応 | 4Gまで |
| 電池のもち (メーカー公表) | 約9時間(5G)/約11時間(4G) | 最大約20時間 |
| 有線LAN | 本体にはなし(別売の台で1つ) | 本体にはなし(別売の台で1つ) |
| povo公式で使えると載っている形 | SIMカード・eSIM | SIMカード |
| 楽天の新品の値段 (税込・10/1) | 約34,000〜42,000円 | 約13,000〜18,000円 |
| 楽天市場で見る | 楽天市場で見る |
※povo公式の対応機種ページと、メーカー(富士ソフト)の公式ページで確認(2026年10月1日)。値段はショップによって違い、変わることがあります。
まとめ|「何が止まって、何が使えるか」から考えた
台風のあとの青空は、沖縄の好きなところのひとつです。
ただ、その青空の下で、ネットだけがつながらない日が、うちには毎年あります。
昨年は約1か月。
今年は、約2週間の停止が2回ありました。
家で仕事をするわが家にとって、ネットは「戻るまで待てばいいもの」ではありません。
でも、いちばん高い設備をそろえる必要があるとも限りませんでした。
何が止まって、何が使えるのか。
わが家では、光回線が止まっても携帯の回線が使えたので、povoと非常用ルーターという方法を選びました。
台風や災害のときのネットで困っている方に、わが家の経験がひとつの参考になればうれしいです。




